作業療法士学生が実習を終了しました 2024

今回の実習では最後に着物を着て、綿あめを一緒に食べました。とても思い出に残る実習になったのではと思います。今後の活躍を期待しています。

実習の難易度に関して良かったことを教えて下さい。

 学生の考えを尊重しながら、臨床での考え方を教示してくださいました。それによって、自分の知識の偏りや考え方の傾向を客観的に理解することができました。本来であれば抽象的・感覚的な事柄でも、言語化し理解できるまで説明していただいたことで、利用者の方への関わりで困難に感じることはなく、毎日有意義な時間を過ごすことができました。

実習を経験して良かったことを教えて下さい

デイケアや訪問リハビリテーションにも行かせていただき、その人らしい生活を考える力が身に付いたと感じます。自分が起きてからする活動には流れがあったり、こだわりがあったりします。しかし何らかの原因でそれができなくなるただそれだけで生きる価値がなくなるほど落胆すると思います。自分のこだわり、流れを無視し、活動ができることだけに焦点を当てリハビリを実施しましょうと言われても自分らしさが失われる感覚に陥ると思います。自分が再びできるようになりたい、したいと考える行為の背景にはそういった思いがあることを学ぶことができました。

越南苑の雰囲気について良かったことを教えて下さい。

挨拶が飛び交い、相談がしやすく温かい雰囲気で、学生が孤立することは全くありませんでした。‘わからないことを聞く勇気’が要らない程、親身になって向き合って下さる先生方がたくさんいらっしゃるので常に明るく、不安もなく過ごすことができました。


・実習環境に関して良かったことを教えて下さい。

 私は、隣接する寮をお借りしていたこともあり移動に関しては1分もかかりませんでした。その為、移動で疲労を感じた事はなく、帰宅後の学習時間の確保にもなり有意義な時間を過ごすことができました。

 車を持っていれば15分ほどの距離にスーパーがあるので生活する上での不便さはあまり感じませんでした。

レポートオンライン方式に関して良かったことを教えて下さい。

聞き逃してしまうこともなく、臨床で働くOT・PTの考えを教示していただけたので良いと思いました。私は寮に印刷機を持って行ったものの使用できず、印刷する際にコンビニにいき印刷をするようか、と思っていたのですがパソコンとWi-Fiがあれば先生方と共有できるのでそういった印刷機のトラブルが生じた際にも対応可能なのが良かったです。

実習で大変だったことを教えて下さい。

 デイケアでは、ADLに加えてIADLのことも考えて介入しなくてはならないため、SOAPでまとめる際、A(Assessment)とP(plan)を考えることが初めのうちは大変でした。しかし、フィードバックの際に、ただの世間話ではなく世間話の中からその方の情報を得ることで1日を過ごすイメージができる。1日のイメージができたら1週間の活動を考える。というように生活を捉えていくポイントを教えていただいたことで大変という感情よりもこの知識を生かして、利用者の方の望む生活に向けて考えていきたいと思うようになりました。

デイケア

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